インプラントImplant

当院のインプラント治療の特徴


採用しているインプラントの特徴

当院では、世界シェアNo.1のストローマン社のインプラントを採用しています。

■骨との結合が早い
■チタンにジルコニウムが配合されており、強度がある
■40年以上の実績がある
■世界シェア1位

インプラント治療の流れ

インプラント治療を成功するために最も重要なことが、十分量の骨の中に適切にインプラントを埋入することです。

まずは当院でCTを撮影し、骨の三次元的構造(高さ・幅)を検査します。シュミレーションソフトを用いてインプラントをどの方向に埋入するのかを診査します。
また、口腔内の歯型を取らせていただき、かみ合わせの状態や顎の状態を診査します。

歯周病の状態、インプラントを埋入する骨の状態、かみ合わせの状態を総合的に判断し、インプラント治療が適切かどうかを診断します。
また、骨の再生が必要である場合も、この時点で判断可能です。

ご提示した治療計画に同意がいただけたらインプラント手術の予約をお取りします。

インプラント治療は①インプラント体埋入手術、②二次手術の2回法で行います。
その理由は、大学で行なっている動物実験の経験(※1,2)から、歯ぐきの中で骨とインプラントが結合するのを安静な状態で待つことがとても重要と考えているからです。
①から②までの期間は一般的は3カ月ですが、骨の硬さや埋入の方法に応じて期間を伸ばす場合があります。二次手術後に歯肉が治癒したら仮歯を入れ、問題がなければ最終的な被せ物をお入れします。

インプラント治療が難しいケース

まず、重度の糖尿病や循環器疾患、ビスフォスフォネート製剤による治療を受けている骨粗鬆症の方など全身既往により手術が困難となるケースがあります。

次に、骨の厚みや高さが極端に少なく骨再生を行なってもインプラント埋入が困難と判断されるケースや、未治療の重度歯周病に罹患しているケースなど、口腔内の問題でインプラントの成功率が低いと判断される場合はインプラントの適応が困難となります。

◆研究実績

1)Histological Changes in Alveolar Bone After Onlay Augmentation Using the Casing Method. Maruyama K, Ogiso M, Mineno S, Ono W, Izumi Y. Anat Rec. 2018 Jan 3;301(7):1148-1158

2)Implant Insertion into an Augmented Bone Region Using the Canine Mandi ble Augmented by the "Casing Method". Ono W, Maruyama K, Ogiso M, Mineno S, Izumi Y. Anat Rec. 2018 May;301(5):892-901.

インプラントのメリット・デメリット

周りの歯を削る必要がなく、負担がかからない

ブリッジで歯を失った部分を補うと、両隣の歯を削って被せ物を入れないといけません。
また、入れ歯の場合も多少歯を削る必要があります。また、周りの歯を使って歯のないところを補うため、ブリッジや入れ歯を支える歯には噛み合わせの負担がかかってしまいます。
歯周病の患者さんでこのような噛み合わせの負担がかかり続けることにより、歯周病が悪化してしまうことがわかっております。
インプラントでは骨に直接負担がかかるため、周りの歯を削る必要がなく、周りの歯に噛み合わせの負担がかかりません。

自分の歯のように噛める

歯根は顎の骨の中に埋まっており、骨が噛み合わせの力を負担しております。
インプラントも顎の骨の中に人工の歯根を埋めることで、噛み合わせの力を強く負担することができます。取り外しも必要ないため、自分の歯のように噛めます。

見た目が良い

インプラントの被せ物にジルコニアという材料を用いることにより、白いきれいな歯で歯のない部分を補うことが可能です。
ジルコニアは金属の被せ物に比べて、プラーク・歯石がつきづらいというメリットもあります。
また、当院では上部の被せ物を患者さんご自身で外すことのできる2重冠(プレミアムクラウン)という構造にすることも可能です。被せ物を外して清掃することができるので、インプラント周囲炎になるリスクを軽減することができます。

全ての人がインプラント治療できるわけではない

インプラント治療を成功するためには十分な骨の厚み・高さが必要です。
骨の厚みが不足している場合は骨再生により新たな骨を作れる可能性がありますが、骨の高さが不足している場合は骨再生の成功率が下がると言われています。上あごの奥歯では上顎洞(副鼻腔の一つ)という鼻腔に通ずる空洞が、下あごの奥歯では下顎管という神経・血管が走行しているトンネルが存在します。
インプラント治療ではこれらの解剖学的構造を傷つけないように手術を行う必要があります。
通常よりも少し短いインプラントの成功率も向上しているため、それらを用いて手術が可能である患者さんもいらっしゃいますが、極端に骨の高さが不足している場合は手術が困難であると判断する場合もあります。
また、重度の糖尿病や循環器疾患、ビスフォスフォネート系の薬剤を内服している骨粗鬆症の方などは手術が行えるかどうか、かかりつけの医師と連携を図りながら検討する必要があります。

治療に時間がかかる

当院では基本的に①インプラント体埋入手術、②二次手術の2回法で治療を行なっております。①から②までの間に骨がインプラントに結合します。
当院ではその治癒期間(3〜6ヶ月)が重要と考えており、長期的に良好なインプラント治療をご提供できるよう、時間をかけて治療をさせていただいております。

費用が高額

インプラント治療は保険適応外となってしまうため、費用が高額になってしまいます。

インプラントの寿命

明確な寿命を示すのは難しいですが、最新のシステマティックレビュー(世界の論文を網羅的に調査し、質の高い研究データを総合的に分析したもの)によると、10年のインプラント生存率は96.4%と言われています。
インプラントを長持ちさせるには治療後のケアの状態が大きく影響するため、定期的な来院が必要となります。


破損した際の保証について

当院では定期的に来院していただいている方に5年間の保証をしており、破損は保証の対象とさせて頂いております。

インプラント 治療費

インプラント 治療費

インプラントをご検討の方へ

インプラント治療は近年成功率の高い治療となっておりますが、十分な骨の中に埋入し適切な噛み合わせを付与することや定期的なメインテナンスをしっかりと行うことが必須となっております。

定期的な来院が可能で、インプラントに関する十分な知識と技能を有する信頼できる医院を選択することをお勧めいたします。

歯科医院選びで気をつけること

  1. 納得できるまで丁寧に説明してくれる
  2. 手術を行うための十分な設備・清潔な環境
  3. 明確な実績や信頼性がある

インプラント治療 症例

当院で実際に治療したインプラント治療の症例について詳しくご紹介しております。

インプラント治療の症例
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