コラム

歯周病による歯の動揺

歯の揺れの増加の原因

歯周治療をしましたが、歯の揺れが残ってしまって
います。大丈夫でしょうか?

歯周病の自覚症状を代表するものの1つのが歯の揺れです。歯の揺れの増加の原因は…

1 歯周病による支持組織の減少

2 噛み合わせの力による外傷

があります。

1はどれだけ支えがなくなったかを歯周病検査で診察します。

2はレントゲンや揺れなどから総合的に判断します。

わずかな歯の動揺は治療の必要がないこともありますが、過度な動揺の結果、咬めない・歯周組織への悪影響が推測される・咬み合わせの機能に問題がある等の場合は、歯同士を連結固定することもあります。

固定には、ボンドの様な樹脂を用いた方法
から、歯を削って被せ物で繋ぐ方法があります。

また、それらの治療が出来ない場合は、夜間のマウスピースを作成し、寝ている間だけ固定するといった方法があります。

歯周病は”炎症”だけでなく、”咬合”にも治療が必要になる事も多いです。

白山の歯医者【デンタル文京白山】

日付:   カテゴリ:コラム, 歯周病

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